ちびっ子サンダースたちの躍動 - オレンジボールカップ戦記

向丘サンダース広報です。

Bチームが出場する「第10回 オレンジボールカップ宮前区大会」。

今年は例年とは異なりグループリーグ戦はなくトーナメントでの開催。いわゆるノックアウト方式での大会となりました。

 

一回戦の宮崎モンスターズさんに続いて二回戦で対戦したのは鷺沼ヤングホークスさん。

結果、18対5とサンダースは打撃戦を制し準決勝へ駒を進めることができました。

 

準決勝の対戦相手は有馬子ども会さん。

5対2と激闘を制していよいよ運命の決勝戦へ。

試合前、「ここまで来たなら優勝したい!」子どもたちは声高に話していました。

 

11月3日、決勝戦の相手は富士見台ウルフさん。

ここまで圧倒的な強さで勝ち上がってきた強いチームです。

 

立ち上がりは投手戦という静かな展開から始まりました。

3回裏に均衡が破れウルフさんが3点を先制。

4回表サンダースの攻撃。

3年生たちがヒットを放ち意地を見せ、2点を返すことができました。

あと1点!残すは最終5回。

5回の表、サンダースは1番打者に周り意地の内野安打で出塁。リードオフマンらしく足で1点を奪取!ついに同点に!

 

これは「よもやよもや」の展開!と思いましたが…

最後はウルフさんがホームを駆け抜けてゲームセット。サヨナラ負けです。

 

みんな泣いていました。秋空の下で流したその涙はまたみんなを強くしてくれるはずです。

子どもたちには本当に「いい野球」を見せていただきました。

1ヶ月に渡る激闘の中、心技体で成長した子、挫折から復活まで色々と経験できた子、3年生ながら敗戦に責任を感じる子…

子どもたちの数だけ物語があります。

 

週刊少年ジャンプの三原則と言われるものに「友情、努力、勝利」があります。

友情無くして勝利はない。努力なくして勝利はない。だけど勝利だけが全てではない。

このオレンジ大会に出場したメンバー全員、この数ヶ月をかけてこの全てを経験できたのではないでしょうか。

みんなが主人公となった大会でした。

 

来年の春、その高い壁を超えていけるようにまた練習です!

今よりももっと大きな自分を探すための旅が再び始まります。

 

今大会を通じて、ご父兄の皆さま、お母さま方も精一杯サポートしていただきありがとうございました。

 

末筆となりますが、対戦していただいた宮崎モンスターズさん、鷺沼ヤングホークスさん、有馬子ども会さん、富士見台ウルフさんありがとうございました。